話し方教室では経営者・個人の方に上手く話すコツとポイントを解説。あがり症や口下手を克服する方法を伝授いたします。

堀内 裕一朗について

Yuichiro Horiuchi

堀内 裕一朗について

略歴

南山大学大学院卒。1996年、株式会社NTTドコモに入社。
沢山のお客様及びステークホルダーとの出会いを通じてコミュニケーションの大切さを体感。
また、経営戦略に関する大きな関心を持つ。1998年には、エネルギー関連企業に転職。
代表取締役副社長として、経営戦略及び人事を所掌。
従業員800名とのコミュニケーションを通じながら数々の新事業を成功へと導き、売上高200億円を達成。
会社を業界トップ企業へと導く。 2010年にMBA取得後、L&Dコミュニケーションズ株式会社を設立。
現在は人材教育コンサルティング業務をはじめ、ビジネスインストラクター、名古屋就職塾 塾長として活動中。
「話し方講座」、「コミュニケーション講座」、「話し方で人生が変わる」など、全国で講演活動を行っている。

過去社員800人を動かしてきた考え方

私は社員800人を動かしていた時に、社員や自分に言い聞かせていたことは、次の「行動力基本動作10ヶ条」です。
この10ヶ条で社員を引っ張ってきました。どの組織でも、一番初めにルールを破るのは常にトップです。
だから自分自身に甘えないためにも、自分にこれを言い聞かせ、社員と共に共通の言葉を使いながら800人を動かしました。

第一条:ぐずぐずと始めるな、時間厳守、行動5分前には所定の場所で、仕事の準備と心の準備を整えて待機せよ。

第二条:行動に当たっては短期間に最高の成果を上げる事を心に誓え。そして心の中に達成意欲がメラメラと燃えるまでは決して行動に移ってはならない。 「やってやるぞー」と一声叫べ。

第三条:指示を受けたら大きな声で「ハイ」と返事をし、ただちに取りかかること。
いったん行動を開始したのちは猟犬の如く忠実に、キツネの如く賢く、そしてライオンの如く勇猛に。


第四条:はじめに結果の報告書を作成し、仕事の進行と共に空欄を埋めて行け。これを企画という。

第五条:行うべき作業を列記し、項目に優先順位を記せ。

第六条:行動は敏速を旨とす。このためには動作はきびきびと、言語は簡潔明瞭に、てきぱきと進めよ。

第七条:質問されたら全員即座に手をあげ、指名された者は簡潔明瞭に答えること。
わからない場合はわからない旨はっきり答えよ。


第八条:いかなる困難に直面しても目的を放棄せず、時が深更に及ぼうとも、最後までやり遂げる不退転の強い意志を持て。

第九条:行動の価値を決定するのは、所要時間と結果のよし悪しである。最も短い時間で最良の結果を得られるよう常に手順・方法を工夫改善し、昨日より今日・今日より明日と、時間の短縮と結果の向上を図れ。

第十条:行動は命令者への結果報告によって完了する。やりっぱなしは何もしないよりまだ悪い。報告及び事後処理を完璧にやれ。